お役立ち情報ブログ
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工場のIoT
Nazca Neo LinkaはIoTデータをブラックボックス化しない!「API」公開で製造業のデータ活用を支援
システム間のデータ連携を可能にする「API」とは?
API(Application Programming Interface)とは、アプリやサービスが他のサービスと通信するためのインターフェースです。 異なるソフトウェアやシステムが、データや機能・仕組みをお互いに共有・連携するための「窓口」といえます。 API連携により、異なるシステム間でのデータ連携や統合が容易になります。
API連携のメリット
1 | データの有効活用 |
API連携により、蓄積したデータを特定のシステムに依存させることなく、社内の他のシステムやプラットフォームと連携して有効に活用できます。 | |
2 | システム連携のための自社開発や外部委託コストの削減 |
APIを利用することにより、システム連携機能を自社で開発したり外部へ委託し開発したりするコストと手間を大幅に削減できます。 | |
3 | データ自動連携による業務効率化 |
システム間でデータをリアルタイムにやり取りできます。正確なデータの取得だけでなく、データを手動入力する手間や集計の手間を削減でき、業務の効率化につながります。 | |
4 | 目的をすぐに実現できる |
ゼロから開発しなくても、既存の高機能な外部サービスやツールを簡単に利用できるため、短時間でやりたいことを実現できます。 また、API提供者がサービスをアップデートすれば、それらの恩恵もすぐに受け取れるので、より良いシステムやツールの実装が可能です。 |
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5 | 機能の拡張 |
外部サービスやツールを自社のシステムに組み込むことができるため、目的に合わせた機能を簡単に拡張できます。 | |
製造業向けIoTシステム「Nazca Neo Linka」のAPI連携
Nazca Neo Linkaは、ゴードーが開発・提供する製造業向けIoTシステムです。
工作機械や制御装置(PLC)などの生産設備はもちろん、ヒト・モノなど工場内のさまざまな稼働データを自動収集して蓄積、複合的に管理できます。豊富なインターフェースに対応し、メーカーや年式問わず工場にあるさまざまな生産設備と接続。
工場の稼働データを一元管理できるのが特長です。

Nazca Neo Linkaは、蓄積した工場の稼働データをCSVで出力でき、自由にデータを集計・加工して活用できます。
それに加えて、標準搭載されているAPIにより、シームレスに生産管理システムなど別システムとのデータ連携を可能にします。

≪ 活用例 ≫
- Nazca Neo Linkaのデータを生産管理システムへ渡し、生産計画と実績の比較(予実比較)をおこなう。
- Nazca Neo LinkaのデータをExcelの日報フォーマットへ渡し、日報作成の自動化&取りまとめ作業を削減。
最後に
API連携は、独立したデータを簡単に他システムに共有し組み合わせることができるため、データ活用の幅が広がります。
今回ご紹介した、Nazca Neo Linkaは設備の稼働情報をはじめ、ヒト・モノなど製造現場の自動収集を可能にします。
≪ ゴードーならではの安心ポイント ≫
- CAD/CAMをはじめ、NCプログラム通信など工作機械用ソフトの開発・販売で長年培ってきた知識と経験がある
- 使い始めるまでの導入作業もすべてゴードーが実施
- メーカーとの詳細な仕様確認や調整などもゴードーにお任せ
- サポート付きで、導入後も伴走支援
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください! 最後までお読みいただき、ありがとうございました。