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工場のIoT
効率的な予実比較を実現!生産管理システムと稼働監視システム「Nazca Neo Linka」の連携事例をご紹介
今回は、効率的な予実比較を実現する、生産管理システムと稼働監視システム「Nazca Neo Linka」の連携事例をご紹介します。 |
予実比較とは?
予実比較とは、計画した予算や目標(予)と実際の結果(実)を比較することです。
製造業においては、計画された生産個数や稼働時間と実際の生産個数や稼働時間を比較することを指します。
これを行うことで計画通りに進んでいるか、あるいは予算超過や目標未達成が発生しているかを確認でき、生産能力や工場の稼働状況を把握できます。
近年では、効率的に予実比較をおこなうために、生産管理システムや稼働監視システムを導入する工場も増えています。

生産管理システムとは?
生産を効率的に管理し、品質、コスト、納期、生産性を最適化するためのツール。生産計画の作成、進捗管理、品質管理、データ分析が可能。
生産設備の稼働状態を自動で取得しリアルタイムに把握できるツール。
データを蓄積し設備ごとや工場ごとの累積稼働時間や停止時間、アラーム番号ごとの発生回数などを任意の期間で算出が可能。
生産を効率的に管理し、品質、コスト、納期、生産性を最適化するためのツール。生産計画の作成、進捗管理、品質管理、データ分析が可能。
稼働監視システムとは?
生産設備の稼働状態を自動で取得しリアルタイムに把握できるツール。
データを蓄積し設備ごとや工場ごとの累積稼働時間や停止時間、アラーム番号ごとの発生回数などを任意の期間で算出が可能。
生産管理システムと稼働監視システムを連携するメリット
1 | 生産計画に対する進捗状況をリアルタイムに確認できる |
稼働監視システムで自動取得した実績を生産管理システムで立てた計画と照らし合わせることで、計画に対する進捗状況(実績)をリアルタイムに確認できます。 | |
2 | 進捗状況に応じて生産計画を調整できる |
リアルタイムに進捗状況を確認できるので、作業遅延などの問題が発生している場合でも臨機応変に生産計画を調整できます。 | |
3 | 日報作成や取りまとめの作業時間を削減できる |
稼働状況は稼働監視システムで自動取得できるため、日報作成の手間を削減できます。これにより、日報の取りまとめも不要になるので作業の効率化に繋がります。 | |
生産管理システムと稼働監視システム「Nazca Neo Linka」の連携事例
▶ 導入事例:東京製螺工業株式会社様
東京製螺工業株式会社様では、自前の生産管理システムを使用し工場全体の生産性を把握、改善に活用しています。Before:導入前の課題
- 1日の生産個数や不良品数などは、担当者が日報に記載しないと数字を把握できず、生産進捗をタイムリーに把握できない。
- 機械の稼働状況を把握する仕組みがないため、機械が停止した際、すぐに気づくことができない。
- 担当者自身が予実と照らし合わせて生産を調整することができない。

After:Nazca Neo Linka導入後
- Nazca Neo Linkaで自動収集した生産実績やサイクルタイムなどの正確な数字が、生産管理システムに直接転送されるため、生産余力が正確に把握できる。
- 機械の稼働状況を大型モニターでリアルタイムに把握でき、万が一のトラブルも即座に対応しダウンタイムが大幅に減少した。
- 生産数や進捗率がリアルタイムに見えることで、担当者個人の出来高を一目で把握でき、モチベーションの向上に繋がった。
生産管理システムとNazca Neo Linkaの連携で予実比較&現場改善!
予実比較を行うことは、効率的な生産活動とコスト管理において非常に重要です。
また、予実を担当者自身が把握することで、モチベーションが向上し業務への積極性が増したりコミュニケーションが強化されたりと様々な側面でメリットがあります。
Nazca Neo Linkaと生産管理システムの連携にご興味がございましたら、お気軽にゴードーソリューションまでお問い合わせください!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!