お役立ち情報ブログ
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【Nazca Neo Linka×外部連携ソリューション】(株)NSD製・Tracking Navi編
ゴードーが開発・販売する生産設備向けIoTシステム「Nazca Neo Linka」 は、様々な外部サービス・ツールとの連携を順次進めております。 今回は、株式会社NSDが提供する「Tracking Navi」との連携についてご紹介します。 |
(株)NSD製「Tracking Navi」とは?
Tracking Naviは、作業者が携帯するスマートフォンの動きを自動で記録し、位置情報やムダな移動・混雑エリアなどを見える化する工場向け作業者分析ツールです。
自律航法とは?
自律型センサ(加速度・磁気・角速度)に基づいて、基準点からの相対移動を計測する技術。スマホのセンサが検知する振動などから、作業者がある起点からどの方向にどれだけ移動したかを計測できるが、少しずつ誤差が生まれる。
自律航法とビーコンやマップによる独自の補正技術を組み合わせて位置情報を測位しており、自律航法特有の誤差を補正することで、作業者の行動情報をより正確に収集できます。
さらに、自律航法とビーコンを併用することで、ビーコン(受信機)の設置台数を約90%削減可能。設置の手間とコスト削減につながります。
Tracking Naviの特長
- 稼働状況や混雑状況を把握
作業者の移動距離や時間、滞在時間などを数値とグラフで表示。 ムダな移動や移動頻度の多いルートなどが視覚化され、混雑状況も把握できる。 - 稼働状況を自動で管理
作業者の稼働時間、非稼働時間、付帯作業時間などを自動で集計・可視化できる。 - 転倒を検知し事故を防止
作業者の転倒を検知し通知。事故の原因分析や予防に役立つ。
Tracking Navi × Nazca Neo Linkaで作業者の行動情報も見える化
ゴードーが開発・提供する Nazca Neo Linkaは、工作機械や制御装置(PLC)などの生産設備はもちろん、ヒト・モノなど工場内のさまざまな稼働データを自動収集し、複合的に管理することができる製造業向けIoTシステムです。
設備の遠隔稼働監視をはじめ、蓄積した稼働データの集計・分析や、原価算出・加工計画に対する進捗管理など、現場管理に必要な機能を揃えています。
Tracking Naviとのデータ連携により実現できること
Tracking Naviで収集した作業者情報をNazca Neo Linkaへ自動連携することで、設備のステータス情報に作業者の情報を紐づけて管理できるようになります。
これにより、いつ・だれが・どの設備で・どれくらいの時間作業していたかを見える化し、任意の期間で集計できます。
またNazca Neo Linkaの原価管理機能を利用することで、収集した情報を使って製造番号や図面番号ごとの製造原価を算出も可能です。
Tracking Naviを使用することで作業者が意識することなく、より正確な実績管理・原価管理が可能です。
さらに、日報作成を自動化するなど、業務の効率化と時間・コスト削減も実現できます。
導入設置もゴードーにお任せください!
- CAD/CAMをはじめ、NCプログラム通信など工作機械用ソフトの開発・販売で長年培ってきた知識と経験がある
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それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!