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工場のIoT・DX

スマートフォンやタブレットによる遠隔操作で機械加工を効率化!「NCプログラム通信操作」機能のご紹介

今回は、製造業向けIoTシステム「Nazca Neo Linka」でNCプログラムを効率的に入出力する方法をご紹介いたします。

NCプログラムの入出力における課題とNazca Neo Linkaを活用した解決策、実際の製品画面を用いた操作の流れなどをご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。
 

 

 
NCプログラム通信操作の画面イメージ
 

よくある課題

NCプログラムの入出力において、このような課題はございませんか?

 
課題 1.
USBメモリなどのメディアが複数あり、どこに何のプログラムが入っているか分からない

課題 2.
通信するたびに入出力装置を運んでいるため、ムダな時間が発生している。

課題 3.
他の作業者が入出力装置を使用中の場合、作業が終了するまでNCプログラムの入出力ができない
 

このような課題を解決したい!という方におすすめしたいのが「Nazca Neo Linka」です。

NCプログラムの入出力における課題を解決できる!
Nazca Neo Linkaの「NCプログラム通信操作」機能

Nazca Neo Linkaの機能である「NCプログラム通信操作」は、WEB画面上でNCプログラムの入出力操作やNCプログラムの編集が可能です。
複数人で遠隔で同時操作ができ、タブレットやスマートフォンからも通信操作をおこなうことができます!
ここからは、課題に対する解決策をご紹介します。

 
課題 1.
機械ごとに使用する入出力装置が違ったりメディアが複数あったりする場合、どこに何のNCプログラムが入っているか、分からないことはありませんか?

【 解決策 】
Nazca Neo Linkaなら、LANで全台接続できるため接続方法を一本化でき、プログラム管理が楽になります!
また、古い設備をお使いの場合でも、RS232CとLANを変換するコンバータをご用意しているので安心です。 新しい設備も、古い設備もお任せください!
 
課題 2.
NCプログラムを送受信する際、入出力装置が置いてある場所まで取りに行くことはありませんか?
またその後、入出力装置を機械に接続する手間が発生していませんか?

【 解決策 】
Nazca Neo Linkaなら、お持ちのスマートフォンやタブレットを使用し遠隔でNCプログラムの入出力操作をすることができます!
これにより、入出力装置を取りに行く手間を削減できます。 また、全台一括でLAN接続可能なため、ケーブルを接続し直す必要がありません。
 
課題 3.
通信装置が一つしかない場合、使用するタイミングが他の作業者と被ってしまい、待ち時間が発生することはありませんか?

【 解決策 】
Nazca Neo Linkaなら、お持ちのスマートフォンやタブレットから、複数人で同時に送受信操作をすることができます!
時間や場所を問わず、いつでもどこでも操作できるため効率的に作業をおこなうことができます。
 

このように、設備の稼働監視・管理をしながら、同じ画面上でNCプログラムの入出力をおこなうことができる点がNazca Neo Linkaの特長です!
実際にNazca Neo Linkaを導入し、今回ご紹介した機能をお使いのお客様の声をHPに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

NCプログラム通信操作の流れ

NCプログラム通信操作は「受信」「送信」「スケジュール送信」の中から選択できます。
通信操作の機能は、以下の通りです。

「受信」…選択中の設備からNCプログラムを受信します。
「送信」…選択中の設備にNCプログラムを送信します。
「スケジュール送信」…選択中の設備に複数のNCプログラムを送信します。送信の順番、送信単位、送信回数を設定できます。

今回は「送信」の手順をご紹介します。
 

(1)Nazca Neo LinkaのNCプログラム通信操作画面でNCプログラムを転送する設備を選択します。


設備を選択するイメージ図

 

(2)通信操作の「送信」を選択します。


送信ボタンをクリックするイメージ図

 

(3)設備に送信するNCプログラムを選択し、[送信開始]をクリックします。


NCプログラムを選択し、送信開始をクリックするイメージ図

 

すると…赤枠で囲んだ部分のように通信状況のステータスが、[停止中]から[送信待機中]に変化します!



通信状況のステータスが、停止中から送信待機中に変化するイメージ図

 

この状態のまま、設備側でリード操作をおこなうと、通信状況が[送信中]に変化しNCプログラムが送信されます。



通信状況が送信中に変化するイメージ図

 

今回は、RS232C接続の場合の流れをご紹介しましたが、LANで接続できる場合は、PCから直接データサーバへアクセス可能です。

 

また「NCプログラム通信操作」機能には、簡易的なNCプログラム編集機能もあるので、通信前のチェックや修正で活用できます!



NCプログラム編集機能のイメージ図

 

【 関連情報 】
NCプログラムを構成する「Gコード」とは?理解を深めてちょっとした編集が可能に!
Gコードについてはこちら

 

 

「Nazca Neo Linka」でNCプログラムの入出力の課題を解決しましょう!

今回は、NCプログラムの入出力に関する課題をNazca Neo Linkaの「NCプログラムの通信操作」機能を使って解決する方法をご紹介しました!
ご紹介した内容は、ゴードーYouTubeチャンネルにて投稿している動画でもご覧いただけます。

 

 

 

 

Nazca Neo Linkaについてご興味・疑問点などございましたら、弊社営業窓口(TEL:053-465-0711)までお気軽にお問い合わせください。

 

《 ご紹介した製品はこちら! 》

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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