加工面不具合原因解析ソフト パススコープ

加工面に不具合が発生した時にはパススコープで解析!
解析結果と加工面を比較することで、不具合の原因を発見する手助けに。
新発想CAEで、NC工作機械の保守整備・NCプログラムの精度向上に貢献します。

新発想CAE!3次元形状加工面不具合原因解析ソフト

加工面不具合の原因をNCプログラムからアプローチ!原因解明を支援

パススコープは、オークマ(株)様と共同で開発。 加工中に発生した加工面の不具合の原因を解析するソフトウェアです。 「切削シミュレーションでは現れなかったスジができた」「加工するたびに同じようなキズが出てしまう」といった加工面に不具合が発生した際の原因解明を支援します。

主な機能

不具合解析機能

バックラッシ解析

各軸(X、Y、Z)の移動方向が変わる部分を色分け表示します。解析結果が加工面と一致した場合、NCのバックラッシ補正量に原因があると考えられます。

断面線、走査線解析機能

NCプログラム断面の表示倍率を設定し、わずかな誤差を強調することでNCプログラムの精度を確認できます。解析結果が加工面と一致した場合、NCプログラムの精度等に原因があると考えられます。

曲率半径解析機能

NCで加減速が大きくなる箇所を点で表示します。解析結果が加工面と一致した場合、加工条件またはNCプログラムの精度に原因があると考えられます。

等高線解析機能

長時間の使用で、NCの送り軸のボールねじやモーター、位置検出器等に周期的な不具合が発生すると、加工面に縞模様が現れることがあります。等高線解析では、NCプログラムを指定したZ高さで分割し、色分け表示します。 加工面不具合が解析結果の模様と同じ場合、不具合の原因である軸とピッチが特定できるので、NCの不具合箇所の特定が容易に行えます。

許容誤差解析機能

許容誤差の大きさを色分け表示します。NCプログラムがどのくらいの許容誤差で作成されたかを確認できます。

詳細情報表示機能

クリック位置のNCプログラムや詳細情報を表示します。 「ナスカ編集」とリンクしているので、スムーズにデータを編集できます。

編集機能

演算変換

指定アドレス(Z,X等)のNCプログラムを、設定した式に従って変換します。

例:Zの数値を全て2倍の値に変換

最大128対の同時検索・置換が可能

同じNCプログラムを異なるメーカーのNC工作機械で使用するとき等に活躍します。置換票を保存し、あとから再利用することもできます。

ワード指定検索

NCプログラム特有のワード(アドレス文字+数字)を指定できます。

その他の変換機能

編集作業をより早くより確実に行うための機能を搭載しています。作業効率アップのお役に立ちます。

シーケンスリナンバー/符号反転/GFモーダル/IK/R変換/演算変換

価格

パススコープ

《 パッケージ(PKG) 》

ライセンス契約期間 永続ライセンス
価格 ソフトウェア 195,000円(税込 214,500円)
保守サービス 36,000円(税込 39,600円)/年間
※パススコープの保守サービス契約は「テクニカルサポート」です。

よくあるご質問

Q加工物に食い込みができてしまったが、原因を調べられますか?

A原因の切り分けと推測ができます。

加工不良の原因が工作機械によるものか、それともNCプログラムによるものなのか、パススコープは原因を特定するための手助けをいたします。

Qシミュレーションとパススコープにはどのような違いがありますか?

Aシミュレーションは加工の前のパス確認として、パススコープは加工後の不具合を検証するためにお使いいただきます。

シミュレーションソフトでは機械にデータを入れる前にNCプログラムの文法上の間違いや補正に関するエラーを確認をすることができます。パススコープは加工不良が起こった際、原因が工作機械にあるのかNCプログラムにあるのか原因を推測することができます。

Q他社製のCAMソフトで作成したNCプログラムは検証できますか?

A可能です。

Gコード形式のテキストデータであれば検証できます。

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動作環境

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