NCプログラム入出力ソフト NAZCA5 DNC

サブプログラム展開

サブプログラムを展開送信可能です。
メインプログラムとサブプログラムが同一ファイル内にあっても展開できるので、ファイルを分ける作業も不要です。

※サブプログラムの深度は無制限です。深度の制御はパソコンのメモリ容量に依存します。

※サブプログラムの呼び出しは以下の優先順位で行います。
①メインプログラムのファイル内
②親ファイルと同一フォルダ ③指定したフォルダ位置（1箇所）

スケジュール送信機能

複数ファイルの送信順序（スケジュール）を設定、登録できます。
1日のスケジュールを設定しておけば、現場でリードボタンを押すだけ。
現場を離れずに操作でき、移動の手間が省けます。
また、設定によってはリードボタンを押さずに連続運転も可能です。

リモートコマンド機能

NC工作機械からコマンドを送信し、指定ファイルを送信要求できます。
パソコンまで移動し、送信操作をする手間が省けます。

NC工作機械からNCプログラム自動受信

NC工作機械からNCプログラムを送信するとファイルを自動的に受信します。
パソコン側での受信操作は不要。ファイル名を付け順次格納します。

※格納ファイルはソフト名が自動的に指定します。

※同じフォルダ内に同一名称のファイルがあった場合、自動的に上書き保存されます。

ダイレクト運転で効率アップ

メモリ転送はもちろん、ダイレクト運転（DNC運転）も可能です。
NC工作機械のメモリサイズを超える巨大なNCプログラムも送信できます。
夜間無人運転にご利用いただけます。

※DNC運転するにはNC工作機械側にDNC運転機能が必要です。ただし、NC工作機械側がRS232C（リモートバッファ、コンピュータリンク等）、 FANUCのFOCAS（LAN）に限り対応します。NC工作機械の仕様をご確認ください。

メール送信機能

送信終了または送信中にエラーが発生したことを作業者にE-mailでお知らせします。
もちろん、携帯電話でメールを受信することもできます。
離れていてもNC工作機械の状況が分かり、効率よく作業を進められます。

※環境によっては、自動で送信しない場合があります。

通信トラブル診断

トラブルシュートのボタンにより、状況を自動判断して解決のヒントを表示します。

もしもの時も安心なサポート

通信ができない、通信が途中で止まってしまうなどトラブルが発生した場合に、通信条件、使用環境等を弊社サポート窓口宛に、簡単にメール送信（※）、またはFAX送信できる機能がついています。
メール、FAXをお送りいただいてからお電話をいただければ、よりスムーズにサポートができ、トラブル解決への近道となります。

※環境によってはメールソフトが起動しない場合があります。

1対1の接続例（LAN接続なし）

必要な接続機器

■RS232Cケーブル（弊社指定品）
NC工作機械用のRS232C通信ケーブルは特殊な結線のため市販されておりません。
弊社にて推奨ケーブルをご用意しております。
■USBシリアルコンバータ（弊社指定品）
PCに内蔵シリアルポートがなく、USBポートで接続する場合に必要です。

1対複数台の接続例（LAN接続あり）

必要な接続機器

■LANケーブル （市販品可）
■スイッチングHUB（市販品可）
■LAN-RS232Cコンバータ（弊社指定品）
RS232C接続する場合、機械台数分必要です。
弊社でご用意しているLAN-RS232CコンバータにはRS232Cケーブルが付属されています。