1. お問い合わせ
  • HOME
  • 会社案内
  • 採用情報
  • 教育機関HP
  • English

第5回 「世界のものづくりの中で日本に求められる事

ものづくりには欠かせないもののひとつに工具があります。日本のある工具カタログには「回転速度」と「送り速度」が書かれていますが、ドイツのエムーゲ・フランケン社の工具カタログには、「1刃当りの送り」と「切削速度」が書かれています。このような表記の違いはどこから来るのでしょうか?今回はドイツの工具メーカー、エムーゲ・フランケン株式会社様にお話を伺いました。

T : エムーゲ・フランケン株式会社 代表取締役社長 竹内廣治様
A : 株式会社ゴードーソリューション 代表取締役 青木秀道



工具に関わる製品全てについて考えています
A : 御社はHSC(ハイスピード・カッティング)やHPC(ハイパフォーマンス・カッティング)について以前から考えてこられたそうですね。御社のご紹介を兼ねてお話しいただけますか?
T :

弊社はドイツに本社を置く工具メーカーで、1920年に創業しました。元々エムーゲ社とフランケン社とで別々に創業しましたが1958年に合併してエムーゲ・フランケン社になり今に至ります。合併はしましたが、今でもエムーゲ社とフランケン社は別組織なんです。でもエムーゲ社の社員でもフランケン社でたくさん働いていますし逆もあります。また、焼き入れ工場や溶接工場や旋盤は共有で使っています。

A : 一緒にやった方が良い事は一緒にやって、別にやった方が良い事は別々にやっているんですね。
T :
エムーゲ・フランケン社のカタログの一部
エムーゲ・フランケン社のカタログの一部
そうです。会社の規模としてはエムーゲ社が約800人、フランケン社が約200人、海外42ヵ国に約500人が従事しています。主力製品はエムーゲ社がタップでヨーロッパのシェアの4割近くを占めています。フランケン社はミーリングが主力です。製品数にすると両社合わせて11万点を超えています。
A : 工具だけでなく、関連するホルダやクランプまで開発・製造されているんですね。「エムーゲ・フランケン社に来れば何でもある」という感じですね。
T : これは弊社の自慢でもあります。他社さんは工具の種類は多いですが、全ての工具に対してホルダを持っているわけではありません。でも、弊社は全ての工具にホルダを持っています。工具だけでなく、スピンドルからワーククランプに至るまで工具に関わる製品全てについて考えるのが弊社の姿勢です。ひとつでも欠けてはいけないと考えています。さらに弊社はカタログに載っている製品は必ず提供しています。製品数が多い分、在庫管理には気を遣いますが、お客様のご要望に必ずお応えする事が重要だと思います。
A : その企業姿勢には共感します。11万という製品数はもちろんですが、使ってくださるお客様がいるから古い製品でも提供し続けるという姿勢は大切だと思います。きっとヨーロッパでこれだけ受け入れられてきた理由のひとつですね。お客様の要望にひとつひとつ応えていく、その努力の積み重ねがお客様の信頼を勝ち取ってきたんだと思います。効率だけを求め、売れる製品だけを作る事は、メーカーの都合をお客様に押し付ける事ですね。

| 1  | 2  3 
〒435-0028 静岡県浜松市南区飯田町471 TEL:053-465-0711 FAX:053-465-0714
ご意見ご感想は E-mail:info@godo.co.jpまで

Copyright (c) Godo Solution Inc. All Rights Reserved.