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第2回 「木型メーカーの電気自動車開発にかける情熱」

環境への意識が高まる昨今、自動車関連業界でもエコカー減税・補助金に後押しされて環境対応車への乗り換えが進んでいます。その環境対応車のひとつとして開発が進んでいる電気自動車。今回は、電気自動車開発の現状と将来をテーマに、静岡県浜松市で電気自動車を開発・普及させるための活動をしているNPO法人HSVPに参加されている、株式会社Takayanagi様にお話を伺いました。

T : 株式会社Takayanagi 代表取締役 高柳力也 様
A : 株式会社ゴードーソリューション 代表取締役 青木秀道



人も技術も海外に流れてしまい、日本に何も残らないことに危機感があります
A : まず御社のご紹介を兼ね、これまでの歴史を教えてください。
T :
高柳力也様
高柳力也 様
Takayanagi様の業務内容
Takayanagi様の業務内容
創業40年で木型製作を主にやっています。当初は、仕事の量に左右されることはあっても経営的に苦しいと思うことはありませんでした。木型は手作りなので、試作してできたものに対して評価をするというのが30年前の流れでした。ですが平成に入った頃から、大手メーカーにCAD/CAMが導入されたことで、試作をせずにデータで評価する流れに変わってきました。
そのような流れもあり、当社も平成2年にCADを導入しました。この頃はまだCAD/CAMが普及し始めた頃でしたので、メーカーもデータではなく図面を支給してきました。それで、こちらでCADデータを作って加工していました。10年くらいは今までの手作りで培ったノウハウを図面に織り込んだものをCADデータ化したり、3次元モデル化したりして最終製品を作っていました。手作りとデジタルのいい所がどちらも入っていました。でもここへ来て3次元モデルによる試作が多くなり、手作りの部分がなくなってきていることに危機感があります。
A : 当社のお客様でも、紙図面で加工をされている方はたくさんいらっしゃいます。
T : そういう方は、ノウハウを相当蓄積されていて、紙図面を読み込んで頭の中でモデリングをしてデータを作って、最終製品を生み出しているのだと思います。こういうことをできる人がどんどんいなくなってきていますよね。
A : 人も技術も中国やアジア諸国へ流れていますからね。これでは日本には何も残らないと思います。
T : そうです。おっしゃるようなことには15年位前から気が付いていて、直接、一般の方々に販売できるものづくりをしなければいけないと思っていました。平成8年には自社製品として木製カヌーキットを製作し、工房を開いてお客様に自分でカヌー製作をしてもらうようなサービスを始めました。しかし、販売に関してはまったくの素人なので思うようにはいきません。そんな中、5年ほど前から本業の木型製作の受注はだんだんと減っていき経営的に苦しくなってきました。輸送機器メーカーの現地開発→現地生産化が進み、国内での試作開発が激減しています。結果として一昨年くらいほとんど新型車といわれる車は発売されておらず、マイナーチェンジがほとんどだと思います。車の開発期間は3年半と言われていますから、その頃から新規開発が止まっていたということになります。そのため当社のような会社にその余波がそのまま来ているのだと思います。

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