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ユーザーインタビュー:高知県立高知東工業高等学校様


『クラブ活動では生徒自身がナスカを使いこなして加工まで』

高知県立高知東工業高等学校 機械科 黒岩晃一様
機械科 黒岩 晃一 様
インタビュー日:2011年5月13日
高知県立高知東工業高等学校様は「勤労と責任を重んじ、社会の発展に貢献する人材の育成」という基本方針の下に、絶えず優秀な人材を輩出されています。
ISO14001を取得するなど、環境教育にも熱心で、制服のリサイクルや風力/太陽光発電などにも取り組んでいます。
充実した設備を余すところなく活用し、生徒が自ら考え、ものづくりを楽しんでいる高知県立高知東工業高等学校様にお話を伺いました。

高知県立高知東工業高等学校
高知県南国市篠原1590

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など

「充実した設備と高い求人倍率」
貴校の特色や設備について教えてください。
校舎
校舎
学科は機械系、電子・電気系の2つの系列を中心に5学科を設置しています。

2002年度に工場が改築され、多くのNC系工作機械などが入り、当時は県外の学校から多くの方が施設見学に来たほど、施設は充実しています。

昔ながらのローテクと言われる手作業から、最新の設備を使用したハイテクなものまで、幅の広い勉強が出来る環境の中で、生徒達はものづくりを中心に勉強をしています。

レーザー加工機
レーザー加工機
CNC旋盤
CNC旋盤
マシニングセンタ
マシニングセンタ

この他にも放電加工機、射出成型機等々があります。
貴校で取り組まれていることを教えてください。
2006年にIS014001を取得しまして、学校全体で環境や省エネを考えました。 ゴミの分別や、持ち込んだゴミについては全て持ち帰るとか、まずは出来ることから始めて、現在も引き続き環境教育を実施しています。
効果はいかがでしたか?
効果は充分ありました。 また、地域の皆さんからも注目されるようになり、生徒自身の意識も変わりました。 先のゴミの件もそうですし、紙の無駄遣いを無くすとか、電気をこまめに消すとか、そういった何気ないことが自然と身に付きました。社会に出てからも大事なことだと思います。
制服のリサイクルもされていますね。
マット
リサイクルされたマット
ペットボトルの原料から制服を作るとか、使用されなくなった制服を玄関のマットとして再利用するなどの試みも以前からしていました。








また、屋上には風力発電や太陽光発電なども設置し、クリーンなエネルギーを生み出しています。
風力発電
風力発電
太陽光発電
太陽光発電
就職/進学について教えて下さい。
全体の7割が就職です。そのうちの7割が県外へ就職していて、大手自動車メーカーなど自動車関係が多いですね。CADを使って設計する技術者となると大卒が一般的ですが、最近は本校からも技術者として採用していただくケースが徐々に増えてきています。昨年度は、県内の求人が1倍を切る中、おかげさまで本校は4倍の求人(県内で1番)をいただきました。 選択肢のある中から就職先を検討できるということで、生徒は恵まれていますね。
基本を大切に
授業について教えてください。
1年生のうちはGコードのプログラム学習や、図面を手で書くなどの基礎学習を行います。 1つずつ紐解きながら、徐々に難しい課題へと移ります。
2年生はその図面をもとにプログラムの構築を行い、マシニングセンタ、レーザー加工機を使った実習を行います。
3年生はCNC旋盤の実習、製作の実習、課題研究が年間を通して行います。

CAMを使うとすぐプログラムはできるんですが、加工の基本やGコードプログラムを学んでいないと加工のプロセスや切削条件など、いろいろな組み合わせの中でどれが最適なのか分かりません。その判断が正しくできるようにすること、そこが工業高校としては大事だと思いますので、初めはプログラムも図面も手で描き、きちんと理解出来てからCAD/CAMに触れるようにしています。
初めてCAD/CAMを触った生徒さんの様子はいかがですか?
教室
教室
1年生のときに手で描いた図面と同等のものをCADで描かせてみますと、早い!簡単!便利!という感じで驚いていますね。
手描きのときは何度も先生に怒られ、直され、苦労しながらやっていたのですから尚更です。

それにしても最近の生徒はパソコンそのものに慣れていますから、覚えるのが早いです。
特にナスカは簡単に使えますから、教える側も楽ですし、教わる生徒も楽だと思います。

ナスカは図面からプログラムの作成、そして加工実習まで問題なく使えていますよ。

加工物
マシニングセンタでの加工物
クラブ活動では生徒自身がナスカを使いこなして加工まで
授業以外でナスカを使われることはありますか?
放課後のクラブ活動で使用しています。
生徒は教室に来てプログラムを作って、シミュレーションソフトで確認をして、どんどん加工機にかけています。うまくいかないこともありますが、できるだけ口は出さずに生徒自身が考えて解決できるように見守ります。どうしても分からず相談されたら、きちんと指導します。
山中君
電子科の山中君
設計図
設計図


インタビュー中、クラブ活動で偶然教室にやってきた電子科の山中君。電子科は授業でCAD/CAMを行っていないのですが、黒岩先生に少し教えてもらっただけでナスカを使えるようになったとのこと。「直感的ですごく使いやすいです」と笑顔で答えてくれました。
自動車工作部部長の彼が今作っているのはソーラーラジコンカーの全国大会用車両だそうです。

CADで描くとき、最終的な図面は同じでも、そこにたどり着くまでの道筋はいろいろあるんですよね。自分たちが知らないコマンドや描き方をしていて、逆に教えてもらうこともありますよ。 生徒はそういうところも面白がって、CAD/CAMに触れています。
ナスカは限られた時間のなかでもしっかり使えるようになる
ナスカを導入されたきっかけはなんですか?
機械科では3次元のCAD/CAMを使うことはあったのですが、実際に加工する際、3次元までは必要なかったため、2次元のソフトを検討しました。 他課ですでにナスカを導入していて、限られた授業時間の中であっても、しっかり使えるようになると分かっていましたので、機械科にもナスカを導入しました。
CAD/CAMは複数導入されているのですね。
はい。3次元もありますし、2次元も複数のソフトを導入しています。 基本的にはそう大きく変わるものではないのですが、生徒が社会に出てからの事を考えて、いろんなソフトを知り、体験することが大事だと思っています。 ただ、加工機にかけるものはナスカばっかりです。
ナスカ・プロにもアップグレードしていただきました。
UNDO/REDOが付いたことが良かったですね。 全体的に前のバージョンから進化して、使いやすくなっていると思います。 基本的な部分が変わらないので、V2からプロへの移行もスムーズでした。
現地での出張講習はいかがでしたか?
レーザー加工機と黒岩先生
レーザー加工機の操作
レーザーの講習を教員向けに3日間していただいたのですが、それだけでもう加工まで出来て、生徒に教えられるレベルになりました。これだけ立ち上げが早いというのもナスカの魅力ですね。
実際に加工機ではどんなものを作っているのですか?
生徒会が地域の幼稚園/保育園とタイアップしまして、園児が喜ぶ木の玩具を作っています。 こちらから生徒に与えている条件は、「3週間位の製作期間」、「対象年齢が小学生以下」、「木の動く玩具」ということくらいです。 自分たちで想像し、CADで図面を描き、CAMで作成したプログラムを加工機にかけて作っています。生徒一人一人の個性が表れた作品になります。

木の玩具
木の玩具
設計図
設計図


実際に作ってみると、強度の問題があったり、軸より穴径が小さいとか、図面上では気付かない問題が出てきて、それらを解決しながら、多くのことを学んでいます。
また、作る喜びだけではなく、それを使って喜んでくれる人がいるという嬉しさも体験出来ます。

出来上がったものは生徒会を通して、幼稚園/保育園へ差し上げるのですが、そうすると、「今度はこういうものを作って欲しい」などのリクエストも出てきますので、新たな課題として挑戦し、改めて提供させていただくこともあります。
決められた課題を行って出来たら終わりというのではなく、自分たちで試行錯誤しながら設計して製作し、さらにそれを提供する先があるということで、生徒も楽しんでやっています。

からくり人形
からくり人形
3年生になると課題研究という実習がありまして、1年通して調査・研究・製作をする授業があります。

昨年の全国産業教育フェアに当校からはお茶を運ぶからくり人形をナスカで製作して出展しました。 前回導入したナスカはこれを作るために入れたと言ってもいいくらいです。

通常のからくり人形は40cmくらいですが、それをそのままコピーしてもつまらないだろうということになりまして、3倍の大きさで製作し、
ちょうど龍馬伝もやっていましたので龍馬にしました。

動きは普通のお茶運びからくり人形と同じですが、見栄え良く大きくし過ぎたせいで自重があってUターンの部分に難ありです。 今年はその部分の改良をしていきます。






からくり人形チームの他にもゴーカートを作るチームや、環境について調査・研究するチームなど、いろいろあり、年度初めに相談しながらテーマを決め、1年間の計画を立てて取り組んでいるそうです。
「創るうれしさ」と「使ってもらう喜び」が一緒になった実習は、生徒さんの興味とやる気を大いに引き出していました。
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